病気にかからないようにするためにワクチン接種を行い、予防することが大事です。
予防接種
– わんちゃんには、狂犬病ワクチンと混合ワクチンがあります。
当院では、5種混合、6種混合、10種混合ワクチンをご用意しております。
5種ワクチン |
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犬ジステンパー |
犬パルボウイルス感染症 |
犬パラインフルエンザウイルス感染症 |
犬伝染性肝炎 |
犬アデノウイルス2型感染症 |
6種ワクチン |
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犬ジステンパー |
犬パルボウイルス感染症 |
犬パラインフルエンザウイルス感染症 |
犬伝染性肝炎 |
犬アデノウイルス2型感染症 |
犬コロナウイルス感染症 |
10種ワクチン |
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犬ジステンパー |
犬パルボウイルス感染症 |
犬パラインフルエンザウイルス感染症 |
犬伝染性肝炎 |
犬アデノウイルス2型感染症 |
犬コロナウイルス感染症 |
犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型、イクテロヘモラジー型、グリッポチフォーサ型、ポモナ型) |
– ねこちゃんには、3種混合ワクチンか5種混合ワクチンをご用意しております。
※また、猫免疫不全ワクチンが新しく加わる予定です。
3種混合ワクチン |
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猫ウイルス性鼻気管炎 |
猫カリシウイルス感染症 |
猫汎白血球減少症 |
5種混合ワクチン |
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3種混合ワクチン |
+猫クラミジア病 |
猫白血病ウイルス感染症 |
– ワクチン接種をお受けになるときは、わんちゃん、ねこちゃんの健康状態の良いと思われる日を選んでください。
– なるべく午前中の来院をおすすめします。
狂犬病予防注射
年1回の狂犬病予防注射 忘れずに!
日本では、狂犬病予防法により生後91日以上の犬は毎年1回狂犬病ワクチン接種の義務があります。
現在、国内での狂犬病の発生はありませんが、狂犬病は世界各地で流行しており発生のない国はごくわずかです。そして、狂犬病は犬だけではなく人にも感染し、発症すると、とても致死率の高い病気です。近年でも海外で犬と接触し、国内で発症。亡くなった日本人もいます。
海外からの動物の輸入も増えているため、いつ狂犬病が国内で発生するかわかりません。
狂犬病から大切な家族を守れるのは、予防注射です。
当院では、ワンちゃんの体調がよければ時期を問わず予防接種をおこなっております。
くわしくは、スタッフにお問い合わせください。
フィラリア症
フィラリア症(犬糸状虫症)
犬糸状虫症とは、フィラリアという寄生虫が蚊を媒介し、血液中に入り込み心臓へ寄生。そして、様々な症状(咳をする、すぐ疲れる、おなかが膨れてくる、おしっこが赤いなど)をあらわす病気です。重篤になると死に至ることもあります。
フィラリアが血管の中に入ってしまうと、手術以外では取り出すことはできません。
フィラリアにも寿命があるのですが、死骸は残り、細い血管に詰まり病気を引き起こします。
ですから、大切なわんちゃんをフィラリアから守るため、予防をしましょう。
予防の期間は、5月~11月(年によっては12月まで)
月1回
お薬の種類はいろいろあり、錠剤、チュアブル(お肉タイプ)顆粒、注射、スポットタイプなどをご用意しておりますので、ご相談ください。
ノミ・ダニの予防・駆除
ノミ、ダニの
予防、駆除を心がけましょう
気温が高くなってくると気になるのがノミやダニの寄生です。
散歩の時、お庭で遊んでいるとき容赦なく襲ってくるイヤな虫です。
ノミ、ダニの寄生をそのままにしておくと皮膚病や貧血などの病気を引き起こすこともあります。
また、仲良しのわんちゃん、ねこちゃんにノミ、ダニをうつしてしまった場合、人間関係にも亀裂を生じることも…
大切な家族を病気から守るだけでなく、周囲との関係を壊さないためにもノミ、ダニの予防、駆虫を心がけましょう。
健康診断
大切な家族(動物たち)の体調を把握することは、とても大切です。
気付かないうちに病気が進行してしまっていることもあります。
人と同じように定期的に健康診断を受けることで病気の早期発見、早期治療が可能になります。
動物たちとのよりよい生活を送るために健康診断を受けてみませんか?
検査項目:問診、身体検査、血液検査、尿検査、糞便検査、
レントゲン検査、心電図、超音波検査など
(犬、猫の状態などに応じて検査の組み合わせや項目が変更になることもあります。)
健康診断を受けられる際には、事前に予約をお願い致します。
検査当日は、絶食にて午前10時ごろまでに来院ください。
半日入院となります。
詳しい検査の内容や費用などは、お問い合わせください。
マイクロチップ
いざという時のためにマイクロチップの装着を!!
マイクロチップとは、個体認識のための皮下埋め込み型の電子標識器具のことです。
大きさは、直径2mm、長さ11~13mm程で動物の皮下に埋め込み、
専用の読み取り機(リーダー)でその標識番号を読み取ります。
地震などの災害時、迷子になってしまった時などに保護された際には、飼い主の元に戻ってくる可能性が高くなります。
マイクロチップは、安全性が高く、挿入による動物の身体への影響はほとんどありません。
また、マイクロチップの挿入には特別な手術は必要なく、専用の注射器で装着することができます。
詳しい装着方法や登録の方法など当院までお問い合わせください。
眼の病気と予防
個体によって原因は様々。症状を実際に診ないことには何が原因はわかりません。
日ごろのケアも大切ですが、異変を感じたら早期来院をお勧めします。
眼病の原因
外傷(犬、猫とのケンカ、植物など)
腫瘍性
先天性、顔面の構造上の問題、遺伝性
医原性
ウイルス性
機能不全
免疫性 など
ほおっておくとまねく危険な事態?
症状が同じでも原因が違う場合が多い。
原因によって、違う経過をたどることも(皮膚も眼も同じ)
たとえば
“皮膚が赤い” “眼が赤い”
初期症状の場合、上にあげた原因のほとんどが当てはまる
おおっておけば原因によって症状が変わってくる。
日常から気をつけておくこと
清潔にする(ただし、やり方には注意が必要)
行動に問題がないか観察する。(失明)
眼の状態の観察(目やにが多くないか、眼の大きさなど)
どの病気でもいえることですが、その子にとって普通、正常という状態を知ることが大事
受診の目安(どの病気にもいえること)
飼い主がこれはなんだろう、これはおかしい と思った時はすぐに病院に来てもらいたい。
できれば、症状が出る前に毎年1~2回の健康診断を受けてもらいたいです。
皮膚の病気と予防
個体によって原因は様々。症状を実際に診ないことには何が原因はわかりません。
日ごろのケアも大切ですが、異変を感じたら早期来院をお勧めします。
皮膚の病気の原因
ノミ、ダニ、カビ、ハエ、ウジ、ハチなどによるもの
常在菌の異常繁殖によるもの
皮脂腺分泌物の変性によるもの
アレルギー(ハウスダスト、細菌、ノミ、カビ、日光、化学繊維、食物、植物)
ホルモン異常によるもの
免疫不全によるもの
心因性
代謝性
先天性、遺伝性
医原性
ウイルス感染
腫瘍性
特発性
ほおっておくとまねく危険な事態?
症状が同じでも原因が違う場合が多い。
原因によって、違う経過をたどることも(皮膚も眼も同じ)
たとえば
“皮膚が赤い” “眼が赤い”
初期症状の場合、上にあげた原因のほとんどが当てはまる
おおっておけば原因によって症状が変わってくる。
日常から気をつけておくこと
ノミ、ダニの駆除
ブラッシング、シャンプーなどで清潔にする
寝床の毛布を頻繁に洗濯する。もしくは、掃除機をかける、天日干しなど
日々の出来事に対してのペットの反応(ストレス有無)
受診の目安(どの病気にもいえること)
飼い主がこれはなんだろう、これはおかしい と思った時はすぐに病院に来てもらいたい。
できれば、症状が出る前に毎年1~2回の健康診断を受けてもらいたいです。